2010年1月13日水曜日

2009年9月5日 イタリアのクレイアニメ"SPUTNIK 5"

バタンバタンという扉の開閉する大きな音で、目が覚めました。まだ8時前。窓を開けると、風が強いです。宿のそばに小さなカフェがあり、店の前のテーブルに座る男性が犬連れで、通りかかるお散歩犬たちが、あいさつしてました。ベニスはわんこが多そう。




★朝の散歩わんこたち (20秒)★

宿のキッチンで備え付けのトーストとカプチーノをとっていると、ジョギング帰りのフランス人宿泊客の若者が入ってきました。ここのコーヒーメーカーは時間限定で、「出ないぞ」と下に文句を行ってきたんですって。部屋に電話なぞないから、ロビーに用事があるときは降りてかないといけないのです。それから、飛行機のリコンファームをしたいから私のPCを使わせてくれと頼まれました。かなりマイペース野郎な感じです。この宿にインターネット回線はなく、野良ネットを捕まえるしかないのですが、受信も悪いし、どれもパスワード入力が必要でうまくいきません。

今日は12時に「鉄男」記者会見があります。

私は、オンラインで券を買っていた"SPUTNIK 5"(「スプートニク5」)を観に行きます。映画祭の上映作品の説明で、言語欄が、「動物語」とあったので、観たくなりました。スチル写真は掲載されていなかったので、どんな映像かはまったくわからないけれど、1960年、スプートニク5号で打ち上げられた犬やネズミを扱った、ドキュメンタリーらしいです。これはコンペ部門ではない、Controcampo Italiano(イタリアの新潮流?)部門での上映です。モニカとローマ広場のバス職員に聞くと、51番か52番のヴァポレットが早いと教えてくれました。風が強いから今日は雨になるかも、だそうです。



椅子、ふかふか。
会場のSala Grandeに着いたのがギリギリで、走って入ろうとしたら係員に「待て待て」と止められて、チケットの確認をされました。入ったら、満員でちょっとビックリ。監督さんたちがやって来て、大きな拍手の後、上映が始まりました。あら、製作会社のロゴがコマ撮りだわ(パペットが横1列に並び、首がとんで文字になるというもの。少しウケてました)と思ったら、ナント、本編もクレイアニメーションでしたぁ〜!!

これはさい先がよいわい、とうれしさいっぱいで観てましたが、動物語にイタリア語字幕がついてるので、何をしゃべってるのかさっぱりわかりません。しばらくして、スクリーンの下にレーザーで英語字幕が表示されてるのに気がつきました。


ラッセ・ハルストレム監督の「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」で主人公が、「彼よりはマシ」と心のなぐさめにしていたライカ犬は、打ち上げ後数時間で、死んでしまったほうのかわいそうなワンコですが、こちらは軌道上に打ち上げられ、無事に地上に生還した犬たちのお話でした。(ちなみにウィキベディアによると、ライカ犬の死の真相は長きにわたり伏せられており、ストレスでも過熱でもなく、実は酸素の供給不足が原因だったのだそうです)

後で、スチル写真が一枚でもないかとネットを探したのですが、見つからずじまいでした。多分もう観る機会はないのだろうなぁ。

さて、"SPUTNIK 5"は9分ほどの短編。この後続けて、"Cosmonauta"という長編実写映画が始まりました(そんなことも知らなかった、うかつものの私)。

こちらも、スプートニク時代のお話で、共産主義にかぶれた兄と妹のお話。当時のイタリアは、女性が軽く見られていて、例えば利発な妹が共産主義仲間の学生達の集まりで発言をしても、最初は女の意見としてバカにされ、そのうち1人が同じことを言うと、それはいいね! とその男子学生の意見として、採用されるという案配。共産主義に引き入れたのはお兄さんの方なのですが、彼はとっても優しいのに、持病があって、少し記憶障害なども出てきています。早熟な妹は、だんだんそんな兄をうとましく思うようになるのですが…。

監督は"SPUTNIK 5"と同じ、Susanna Nicchiarelliという女性でした。たいへん心温まる小品で、上映後は暖かいスタンディングオベーションに会場が包まれて、スタッフ・キャストも感激して、よい雰囲気でした。映画祭ならではですねぇ。


ノースリーブの人が多分監督

 
別の上映会場のロビーで展示されていたもの。
なんなんだろー。

「Tetsuo」上映は深夜0時なので、一旦宿に戻ります。
ローマ広場のそばに、生協がありました。


生協のレジ壁。さすがイタリア…。


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